在宅勤務が一般的になると空き巣とか減るよなーという理屈
新型のコロナウィルスが大流行してることによって在宅勤務を実施する企業が増えている。
あれだけ「働き方改革」だのと言っておきながら在宅勤務に関しては全然進んでいなかったにもかかわらずだ。
未知のウィルスを前にしては人類はかくも脆弱である。
いろいろ在宅勤務に関する記事――メリットやデメリット、在宅勤務の導入事例などが目立つ。
だがそれらの記事は、「会社員」と「企業」といういわば一対の関係性に焦点があたったものばかりだ。もちろん実運用という面ではその視点が最適なのは確かだが、もう少し社会的な効能を整理したいと思う。
満員電車が解消される
今更明記することではないかもしれないが事実として挙げる必要がある。
在宅勤務が広がれば広がるほど電車を利用する人数が減ることは想像に難くない。在宅勤務ができない職種の人も、満員電車を避ける確率が高まる。
そもそも満員電車など百害あって一利なし。
育児や介護を理由とした退職が減らせる(かも)
小さい子どもがいる家庭や高齢の親や祖父を介護するという理由で退職する人は常に存在する。
これは育児や介護を仕事しながら両立させることが困難であるからだ。
だがこの「仕事をしながら」はいったい何を含んでいるのだろうか。
多分に「会社へ行く」という行為や通勤時間といったものがネックになっているといえる。
例えば「田舎に住む両親の介護のため会社を辞めて地元に戻る」などは、よく聞く退職理由だ。
この理由は、
実家のある田舎から会社へ通勤することが困難(不可能)なため ⇒ 会社を辞める
という論理で構成されている。
では会社に出勤する必要がないという前提があればどうだろうか。
「本当は仕事を続けたいけれど、田舎に帰ると会社に通勤ができなくなる」という理由で退職を検討している人は退職を考え直してくれるかもしれない。
在宅勤務が一般化し、毎日でなくとも週に1回、月に1回顔見せてくれればOKみたいな会社が増えることこそが「働き方改革」の一つではないか。
東京一極集中の解消
上記理由に関連するが、毎日の出勤が必須でなくなることが一般化すれば
あれ?家賃の高い東京に住み続ける必要なくね??
と思う人が多数出てきてもおかしくない。
例えば住居を静岡や山梨といった方に移して、たまの出勤は新幹線なり特急を使うなどしてもよい。
空き巣被害が減る(かも)
実は私は現在在宅勤務を実施している。
一応仕事はしないといけないのでほぼ一日中家にいる。
ずっと家にいる以上、空き巣の被害に遭う可能性は会社へ通勤していたころより断然低いと思う。
さらに個人的な感覚をいうと「この家には誰かいる可能性が高い」と空き巣に思わせることが最大の防犯なのではないかとも思っている。
空き巣視点で考えてみよう。
A) 平日10時~17時までは確実に誰もいない家
B) 不定期に人が出入りしている家
どちらが空き巣に入りやすいか。これは A である。
何かの本かなんかで見たのだが、誰かにつきまとわれる・誰かに監視されるといった被害を受けにくくする方法は、相手に自分の生活パターンを把握されないことらしい。
ちなみに私はたまに部屋の電気を点けっぱなしで外出することもたまにやる。
徒然と書いてみた。
何はともあれウィルスははよ収束してほしい。