雑念記~徒然なるままに毒舌

日々自分が考えたり感じたりしたことを徒然なるままに記し、己の思考の履歴を残していく。

【祝】岩瀬1000登板

1000登板を名古屋の最終回で決める

9/28、ナゴヤドームで行われた中日×阪神の中日1点リードの9回表に先日今シーズンでの引退を表明した「死神」岩瀬が登板した。

 

結果はきっちり無失点で通算1000登板をセーブで締めるという、漫画だったらやり過ぎと批判されるような結果を残した。

 

予定されている30日での登板が実現すれば通算で1001登板となって非常に縁深い記録になる。1001、せんいち、仙一である。

ちなみに岩瀬は公式戦で一度だけ先発として登板したことがあるので、引退登板をリリーフで飾れば「リリーフだけで1000登板」というまたもやわけのわからないとんでもない記録を樹立することになる。

 

下記の記事内では岩瀬の防御率が良くないと書いたが、調べてみるとwhipは非常に良い。つまり岩瀬がランナーを出して降板した後に後続のピッチャーがランナーを返していたのだ。田島、祖父江許すまじ

 

worldly.hatenadiary.jp

 

私が野球を観るようになったのが98年の横浜黄金期くらいからだったので99~00年あたりに活躍したプロ野球選手が私の原点である。

松坂、上原、高橋由伸松井稼頭央、小笠原…もう大好き。

岩瀬なんかパワプロで打てる気がしなかった。スライダーの曲がりがえぐかったことを覚えている。

 

岩瀬のわけわからんところは、大学・社会人を経由して比較的遅いプロ入りにもかかわらず1000登板したことだけじゃない。セーブ数も相当なものだがはじめはセットアッパーだった。その当時はまだホールドポイントなんてものもなかったし、もう少し早い段階から抑えをやっていたら、ホールドポイントとかセーブ数の記録はもっと違うものになっていたかもしれないこと。怪我らしい怪我もなかったこと。一度一軍登板のないシーズンもあったけれどそこから復活したこと。

要はとんでもない選手だったということだ。

 

まだ引退試合が残っていますが、長い間お疲れ様でした。

他の引退される選手の皆様もお疲れ様です。